こんにちはオオハシです
今日は結婚直前に担当患者Aさんからもらった言葉について書きたいと思います

私の仕事と担当患者Aさん
私は数年前に主人の転勤を機に結婚しました
当時私は正社員で歯科衛生士をしており
何人も担当患者さんがいました
担当の患者さんとはお口の健康を維持するために
定期健診で1ヶ月から半年ごとに世間話を交えながらアドバイスをし
虫歯チェックや歯のお掃除を1時間〜1時間半かけてやっていく
というものでした
もちろん歯科医師の補助も楽しいのですが
担当患者さんの定期健診が一番好きな仕事でした
その時出会ったのが担当患者Aさんです
Aさんは定年退職したご主人さんが毎回病院に送り迎えをしてくれるほど
とても仲が良くかわいい方です
私の描いていた夫婦像
私の両親は嫁姑問題や心の病気などがあり
はっきり言って不仲そのものでした
子供のときから何年かおきに別居をしていて
とても辛かった記憶があります
でも離婚しなかったのは子供 つまり私がいたからでした
子供ながらに自分のせいで両親は仲が悪いんだと責めていて
反抗期もかなり激しかったです 笑
就職してしばらくして実家での生活がとてもしんどくて
同じ市内に1人暮らししました
自分の両親が不仲だったこともあり
相手に合わせたり人の顔色をみていちいち気にするような
人付き合いや恋愛が多かったので
もし結婚しても幸せになれるか
そして子供ができてもその子を愛せるかとても不安でした
大らかな性格の今の主人と出会う
1人暮らしをし実家にはすぐ帰れるものの
親の顔色をみて生活することがなくなったのでとても快適でした
しばらくし縁あって今の主人と出会いました
主人はマイペースで取り越し苦労をしない
おおらかな性格の人でした
結婚して知りましたが義両親はとても仲が良く
年に何度も2人で海外旅行へ行くような夫婦です
付き合ってしばらくし主人の転勤が決まったので
私もついて行き結婚することになったので退職しました
Aさんからもらった結婚生活へのアドバイス
退職するときに担当患者さんへ挨拶をしていたのですが
一番仲良くしていただいていたAさんにもらった言葉が
今の私の生活の支えになっています
それは
あなたが無理なことやできないことを無理してしなくていい
相手を頼りなさい
でも思いやりは大切にね
という言葉です
私は不満やストレスを溜め込むタイプなのでこの言葉が胸に刺さりました
Aさんは料理が苦手とおっしゃっていました
そして「私は料理が苦手 美味しいものは作れない」と公言し
お姑さんやご近所さんがおかずをもってきてくれることがよくあったそうです
もちろんそういいつつきちんとやっておられたと思いますが
自分の周りの人を頼る
できないことをきちんと言う
というのはなかなかできないことだと思います
私の母は特にいろいろなことに無理するタイプだったので
私もそうならないためにAさんの言葉を常に心の中でつぶやいています
そのおかげで無理をせず頼れる時は主人や周りに頼り
自分の子を愛することも自然にできるようになりました
ついつい自分の親と自分たち夫婦を重ねがちですが
親と切り離して考えることは難しいですが大切なことだと思います
これからも夫婦仲良くのびのびと子供の成長を見守りたいです
お読み頂きありがとうございました